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この記事の上位ガイド
📘 展示会営業を成功させる完全ガイド →- 展示会アンケートの目的(なぜ名刺だけでは足りないのか)
- アンケートで取るべき質問項目(基本項目+追客に効く5項目)
- そのまま使える展示会アンケートのテンプレート例
- 回答率を高める7つのコツ
- 紙アンケートとタブレットアンケートの使い分け
- 回答結果をリードのランク分け・追客に活かす方法
- 展示会アンケートでありがちな失敗例
- 展示会アンケートに関するよくある質問5選
展示会アンケートとは?なぜ名刺だけでは足りないのか
展示会アンケートとは、展示会のブース来場者に記入・回答してもらうアンケートのことで、来場者の属性・課題・検討状況を把握し、展示会後の追客やリードのランク分けに活用するものである。
展示会では名刺交換が基本ですが、名刺だけでは「会社名・氏名・連絡先」しか分かりません。その相手が今どんな課題を抱え、どの程度購買を検討し、いつ導入したいのか。展示会後の追客で本当に必要なこうした情報は、名刺には載っていません。
展示会アンケートは、この「名刺に載っていない情報」を補い、展示会後のフォローを的確にするための仕組みです。
展示会アンケートの3つの目的
- リードのランク分け:検討時期・課題の明確さから、優先的に追うべき相手を見極める
- 追客の個別化:相手の課題に合わせた提案・資料を展示会後に送れるようにする
- 出展効果の測定:来場者の属性・興味度を集計し、次回出展の判断材料にする
展示会アンケートで取るべき質問項目
展示会アンケートの質問は、「基本項目」と「追客に効く項目」の2層で設計します。回答負担を抑えるため、全体で10問以内に収めるのが目安です。
基本項目(名刺で代替できる場合は省略可)
- 会社名・部署名・役職
- 氏名
- 連絡先(メールアドレス・電話番号)
名刺を回収できていれば、これらは名刺で代替できます。アンケートでは次の「追客に効く項目」に集中させると、回答負担が減って回答率が上がります。
追客に効く5項目(最重要)
| 質問項目 | 聞く理由 | 形式 |
|---|---|---|
| ① 現在抱えている課題 | 提案内容のパーソナライズに使う | 選択式+自由記述 |
| ② 製品・サービスへの興味度 | 温度感の一次判定に使う | 3〜5段階の選択式 |
| ③ 導入・検討時期 | 追客ランク分けの最重要指標 | 選択式(すぐ/3か月以内/半年〜/未定) |
| ④ 予算感・決裁関与度 | 商談の確度を見極める | 選択式 |
| ⑤ 次に希望するアクション | 展示会後の最初の一手を決める | 選択式(資料/デモ/商談/情報のみ) |
特に③導入・検討時期と⑤次に希望するアクションは、展示会後の追客ランク分けに直結する最重要項目です。この2つは必ず入れましょう。
【例文】そのまま使える展示会アンケートのテンプレート
以下は、BtoB展示会で使える展示会アンケートの設問例です。自社の製品・業界に合わせて文言を調整してご利用ください。
― 展示会アンケート(記入例)―
Q1. 本日、弊社ブースで最も興味を持たれた製品・サービスはどれですか?
□ 製品A □ 製品B □ 製品C □ まだ決まっていない
Q2. 現在、貴社が抱えている課題に近いものをお選びください(複数選択可)
□ 新規開拓が伸びない □ 営業の工数が足りない □ リード獲得のコストが高い □ その他( )
Q3. 弊社製品への現在のご興味の度合いをお聞かせください
□ 強い興味がある □ やや興味がある □ 情報収集中 □ あまり興味はない
Q4. 導入・検討の時期についてお聞かせください
□ すぐにでも □ 3か月以内 □ 半年〜1年 □ 未定
Q5. 製品選定における貴社でのお立場をお選びください
□ 決裁者 □ 決裁に関与 □ 情報収集担当 □ その他
Q6. 展示会後にご希望の対応をお選びください
□ 詳しい資料がほしい □ オンラインデモを受けたい □ 個別に商談したい □ 今は情報のみでよい
Q7. ご質問・ご要望があればご自由にお書きください(自由記述)
この7問構成なら、回答負担を抑えつつ追客に必要な情報がひと通り揃います。Q4(時期)とQ6(希望アクション)の回答が、後述するリードのランク分けの軸になります。
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展示会アンケートの回答率を高める7つのコツ
どれだけ質問を練っても、回答してもらえなければ意味がありません。回答率を高める7つのコツを紹介します。
- 設問数を5〜10問に絞る:多すぎると記入を敬遠される。1分以内で終わる量にする
- 選択式を中心にする:自由記述は最後の1問だけにとどめ、チェックを付けるだけで進むようにする
- 回答特典を用意する:ノベルティ・限定資料・抽選など、回答するメリットを明示する
- タブレット入力にする:記入の手間が減り、集計も自動化できる
- スタッフが聞き取り代行する:会話しながらスタッフが入力する形式は回答率と情報の質が両立する
- 記入スペースを用意する:立ったまま書かせない。テーブルやカウンターを用意する
- 「2〜3問だけ」と声をかける:所要時間を最初に伝えると心理的ハードルが下がる
紙アンケートとデジタル(タブレット)アンケートの使い分け
展示会アンケートには紙とデジタル(タブレット入力)の2形式があります。それぞれの特性を理解して選びましょう。
| 観点 | 紙アンケート | デジタル(タブレット) |
|---|---|---|
| 導入のしやすさ | ◎ 印刷するだけ | △ 端末・アプリの準備が必要 |
| 記入のしやすさ | ○ 誰でも書ける | ○ タップで進む |
| 集計・データ化 | × 後で手入力が必要 | ◎ 自動集計・即データ化 |
| 名刺・CRM連携 | × 手作業で紐付け | ◎ その場で紐付け可能 |
| 展示会後の追客スピード | △ データ化に時間がかかる | ◎ 即日フォロー可能 |
来場者数が少なく手軽に始めたいなら紙、来場者数が多い・展示会後の追客を素早く回したいならデジタルが有利です。展示会リードの鮮度は48〜72時間で低下するため、追客スピードを重視するならタブレット入力+自動集計の体制を整えると効果的です。
展示会アンケートの結果をリードのランク分け・追客に活かす
アンケートは回収して終わりではありません。回答結果をもとにリードをランク分けし、ランクごとに異なる追客を行うことで、限られた営業リソースを商談化率の高い相手に集中できます。
回答からリードを3ランクに分類する
テンプレートのQ4(検討時期)とQ6(希望アクション)を軸に、以下の3ランクに分類します。
| ランク | アンケート回答の特徴 | 展示会後のフォロー |
|---|---|---|
| A:即商談 | 検討時期「すぐ/3か月以内」+希望「商談・デモ」 | 翌営業日に電話、3日以内に商談設定 |
| B:中期検討 | 検討時期「半年〜」+希望「資料」 | お礼メール+課題に合わせた資料送付、月1回のナーチャリング |
| C:情報収集 | 検討時期「未定」+希望「情報のみ」 | お礼メール+メルマガ登録、長期育成 |
回答データはSFA/CRMに取り込む
アンケートの回答データは名刺情報と紐付けてSFA/CRMに取り込み、追客の進捗管理に使います。デジタルアンケートなら、この取り込みが自動化でき、展示会翌日からランク別のフォローを始められます。
展示会後の追客フロー全体の設計は「展示会営業を成功させる完全ガイド」、お礼メールの具体的な書き方は「展示会お礼メールの書き方完全ガイド」で詳しく解説しています。
展示会アンケートでありがちな失敗例
⚠️ よくある失敗パターン
- 質問が多すぎる:15問以上あると記入されず、白紙で終わる
- 追客に使えない質問ばかり:「本日はどちらでお知りになりましたか?」等、追客に直結しない質問に枠を使う
- 検討時期を聞いていない:ランク分けの軸がなく、全員に同じ追客をしてしまう
- 回収後に放置:データ化が遅れ、追客が1週間後になりリードが冷める
- 自由記述だらけ:来場者の記入負担が大きく、回答率が落ちる
これらの失敗の共通点は「アンケートを集めること」が目的化していることです。アンケートは展示会後の追客のための手段であり、回収後すぐにランク分け・フォローにつなげる前提で設計しましょう。
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よくある質問(FAQ)
まとめ
展示会アンケートは、名刺だけでは分からない「来場者の課題・検討状況」を補い、展示会後の追客を的確にするための仕組みです。本記事の要点を整理します。
- 展示会アンケートの目的は「回収」ではなく「展示会後に誰を優先して追うか判断する材料集め」
- 質問は基本項目+追客に効く5項目(課題・興味度・検討時期・予算感・希望アクション)
- 設問は10問以内に絞り、選択式を中心にする
- 回答率を高めるにはスタッフによる聞き取り代行入力が効果的
- 来場者が多い・追客を急ぐならタブレット入力+自動集計が有利
- 回答をもとにリードをA・B・Cにランク分けし、ランク別に追客する
展示会アンケートの成否は、回収枚数ではなく「追客に使える情報が取れているか」で決まります。本記事のテンプレートを土台に、自社の製品・業界に合わせた設問を設計してください。
アンケートで温度感を把握したあとは、展示会後の素早い追客が成果を左右します。大量のリードへのお礼メール送信や継続的な追客を効率化したい場合は、リードダイナミクスのフォーム営業・追客自動化機能もご検討ください。
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