BtoB広告の種類と比較【2026年最新】費用・効果・選び方を完全解説

BtoB広告の種類と比較【2026年最新】費用・効果・選び方を完全解説

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BtoB広告の種類と比較【2026年最新】費用・効果・選び方を完全解説 リードダイナミクス

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目次

BtoB広告の種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…と感じていませんか?「リスティング広告に頼りすぎてCPAが高騰している」「エレベーター広告やアドトラックも気になるが費用感が掴めない」という担当者も多いはずです。この記事では9種類のBtoB広告を費用・効果・ターゲット別に徹底比較します。

本記事の結論:BtoB広告は目的とフェーズに応じた手法の選択と組み合わせが成功の鍵であり、月予算10万円以下ならフォーム営業が最もROIが高く、50万円以上になったらエレベーター広告などOOH広告との複合戦略が最も効率的。

この記事でわかること
・BtoB広告9種類(リスティング・エレベーター・アドトラック・フォーム営業ほか)の費用・効果・BtoB適性の比較
・月予算10万〜500万円規模別の推奨広告配分プラン
・業種×役職のマトリクスで見るおすすめ広告手法の選び方
・認知・興味・検討・決定の各フェーズに対応した広告組み合わせ戦略
・フォーム営業が最もコスパが高い理由とCPL比較データ
・関連詳細記事:エレベーター広告・アドトラック・インサイドセールス代行へのリンク集
BtoB企業が使える広告手法は10種類以上に及びます。リスティング広告・エレベーター広告・アドトラック・フォーム営業・展示会・テレアポ……それぞれの費用・効果・ターゲットはどう違うのか。本記事では2026年最新の情報をもとに、主要9種類のBtoB広告を網羅的に比較・解説します。予算規模別の選び方、業種別マトリクス、成功事例まで完全網羅したBtoB広告のハブ(pillar)記事です。

目次

  1. BtoB広告とは?BtoCとの違いを徹底解説
  2. BtoB広告市場の全体像と2026年トレンド
  3. BtoB広告の9種類を徹底解説
- ①リスティング広告(検索広告) - ②ディスプレイ広告(バナー広告) - ③SNS広告(LinkedIn・Facebook) - ④展示会・イベント・ウェビナー - ⑤エレベーター広告 - ⑥アドトラック(移動式広告) - ⑦フォーム営業・メール営業 - ⑧タクシー広告 - ⑨テレアポ(電話営業)
  1. 費用対効果の完全比較表(CPL・CVR・月額費用)
  2. 予算規模別の選び方
  3. 業種別おすすめ広告手法マトリクス
  4. KPI設定と効果測定の方法
  5. BtoB広告の目的別おすすめ組み合わせ
  6. BtoB広告成功事例3社
  7. フォーム営業が最もコスパが高い理由
  8. よくある質問(FAQ)10問
  9. まとめ:3つの実行アクション

BtoB広告とは?BtoCとの違いを徹底解説

BtoB広告とBtoC広告の本質的な違いを理解することが、適切な広告選定の出発点です。意思決定者・検討期間・購買金額の違いが、広告手法の選択に直結します。

BtoB広告とは、法人(企業)を購買対象とした商品・サービスを、企業の意思決定者・担当者に向けて訴求する広告活動の総称です。「Business to Business Advertising」の略称で、B2B広告とも呼ばれます。

BtoB広告とBtoC広告の本質的な違い

一般消費者向け(BtoC)広告と異なり、BtoB広告には以下の特性があります。

比較項目 BtoB広告 BtoC広告
意思決定者 複数人(担当者・上司・役員・経営者) 個人(本人・家族)
検討期間 3ヶ月〜1年以上 即日〜数週間
購買金額 数十万〜数億円 数千〜数十万円
感情 vs 論理 論理的判断が主体(ROI・機能・実績) 感情的動機も大きい
購買頻度 低い(年単位の契約) 高い(繰り返し購買)
リード育成 ナーチャリングが必須 比較的短いサイクル
広告のゴール リード獲得・商談設定 直接購買・認知拡大

どれを選べばいい?結論:BtoB広告では「検討期間が長い×意思決定者が複数いる」という特性を前提に、認知フェーズから決定フェーズまでの複数チャネル組み合わせが必須。単一の広告手法だけでは成果が出にくい。

BtoB広告が難しい3つの理由

理由1:購買意思決定に複数人が関与する

BtoBの商材では、担当者・課長・部長・役員・経営者など、複数の人物がそれぞれ異なる視点で判断します。一人の担当者に広告を届けただけでは受注につながらないケースが多く、複数の意思決定者に同時にアプローチする「マルチタッチ戦略」が求められます。

理由2:検討期間が長く、広告効果が見えにくい

BtoBの商材は高額なため、稟議・比較検討・トライアルなどを経て購買が決まります。広告を出してすぐ売上が増えるわけではなく、3ヶ月〜1年後にやっと受注、というケースも珍しくありません。このため「この広告が効いたのか」という効果測定が困難になりがちです。

理由3:ターゲットが絞られているため、リーチが難しい

BtoCなら「30代女性・都市圏」などの属性でターゲティングできますが、BtoBは「製造業・従業員100〜500名・IT部門の部長職」という非常に限られた層にアプローチする必要があります。一般的なデジタル広告では、このような細かいターゲティングが難しい場合があります。


BtoB広告市場の全体像と2026年トレンド

BtoB広告市場の規模と成長

日本のBtoBデジタルマーケティング市場は、2024年時点で約1.2兆円規模(矢野経済研究所推計)にのぼると見られており、年率10〜15%の成長を続けています。コロナ禍を経てオンライン商談・デジタルチャネルへの移行が加速し、2026年現在も成長軌道にあります。

一方で、OOH(Out-Of-Home)広告や展示会などのオフライン手法も、デジタルとの連携(O2O、OMO)という形で復権しつつあります。「オフラインで認知してオンラインで刈り取る」という複合アプローチが、2026年のBtoB広告の主流戦略になっています。

2026年のBtoB広告を変える5大トレンド

トレンド1:AIを活用したパーソナライズ訴求の普及

ChatGPT・Claude等の生成AIを活用したコンテンツ制作・パーソナライズが急速に普及しています。フォーム営業のメッセージ文章も、企業ごとにAIが最適化することで反応率が大幅に向上しています。

トレンド2:ファーストパーティデータの重要性増大

Cookieレス対応が進み、サードパーティデータへの依存からの脱却が急務になっています。自社CRM・メールリスト・問い合わせデータなどのファーストパーティデータを活用したターゲティングが標準になります。

トレンド3:LinkedIn広告の台頭

日本のLinkedInユーザー数が2023〜2024年にかけて急増し、ビジネスパーソンへのリーチ手段として注目度が高まっています。特に経営者・役職者層へのアプローチにおいて、他のSNSとは異なる高い精度を発揮します。

トレンド4:インテントデータの活用

サービスを積極的に検討しているシグナル(特定のページを閲覧・比較サイトを訪問など)を持つ「購買インテントが高い企業」を特定してアプローチする手法が普及しています。Bombora・G2などのインテントデータプロバイダーの活用が増加しています。

トレンド5:OOH広告とデジタルの連携強化

エレベーター広告・タクシー広告のデジタルサイネージ化が進み、配信内容のリアルタイム切り替え・データ計測との連動が可能になっています。OOH広告単独での評価から、デジタルとの複合施策としての評価に移行しています。


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BtoB広告の9種類を徹底解説

① リスティング広告(検索広告)

リスティング広告とは、Google広告(旧:Google AdWords)やYahoo!広告で、ユーザーが検索したキーワードに連動して検索結果の上部・下部に表示されるテキスト形式の広告です。「クリック課金型(PPC:Pay Per Click)」の仕組みで、ユーザーが広告をクリックした場合にのみ費用が発生します。

#### リスティング広告の仕組みと特徴

リスティング広告は、ユーザーが能動的に「○○ 比較」「○○ 料金」などと検索した時点でアプローチできるため、すでに購買意欲が高い状態の潜在顧客に届けられるのが最大の強みです。BtoB商材においては、競合他社との比較検討フェーズや、具体的な課題を持つ顧客の情報収集フェーズで特に高い効果を発揮します。

#### リスティング広告の費用相場と運用実績

指標 目安
月額予算 10万〜100万円(規模による)
クリック単価(CPC) 50〜500円(BtoB汎用キーワード) / 500〜3,000円(競合激しいキーワード)
クリック率(CTR) 2〜8%(BtoB検索広告の平均)
コンバージョン率(CVR) 1〜5%(BtoB問い合わせ)
リード獲得単価(CPL) 5,000〜50,000円(商材・業界による)

#### リスティング広告の強みと弱み

強み(メリット)


  • 購買意欲の高い潜在顧客に直接リーチできる

  • 即日開始・即日停止が可能

  • 少額(月1万円〜)から試すことができる

  • クリック単価・表示回数・CVRなど、詳細なデータが取得できる

  • キーワード・エリア・時間帯などの精細なターゲティングが可能

  • Google広告の自動入札機能(スマート入札)で最適化が自動化できる

弱み(デメリット)


  • 競合が多いキーワードはCPCが高騰しやすい

  • 広告費をかけ続けないと流入が止まる(資産にならない)

  • ブランディング・認知拡大効果は限定的

  • BtoB向けキーワードによっては検索ボリュームが少ない

  • 運用スキルが必要(専任担当者または代理店が必要)

#### リスティング広告の活用場面

  • 「SaaS ツール 比較」「CRM 導入 費用」など購買インテントが明確な検索語への出稿
  • 競合他社のブランド名キーワードへの出稿(競合調査ニーズを持つ層に訴求)
  • 新商品・新サービスのローンチ時の即効性のある集客
  • 展示会や大型キャンペーン期間中の検索刈り取り

BtoB適性:★★★★★(特に検討フェーズの顧客に強い)


② ディスプレイ広告(バナー広告)

ディスプレイ広告とは、Google Display Network(GDN)やYahoo!ディスプレイ広告ネットワークなど、Webサイトのバナー枠・記事内・動画前後に表示される画像・動画形式の広告です。ニュースサイト・業界メディア・SNSなど、ユーザーが日常的に閲覧するWebサービス上で広告を表示できます。

#### ディスプレイ広告の種類

種類 特徴
静止画バナー JPEG/PNG形式。制作コストが低く汎用性が高い
アニメーションバナー GIF/HTMLファイル形式。動きで視線を引きやすい
レスポンシブディスプレイ広告 見出し・説明文・画像をAIが組み合わせて最適化
動画バナー YouTube/Web動画に表示。ブランドストーリーを伝えやすい

#### ディスプレイ広告の費用相場

指標 目安
月額予算 10万〜50万円
インプレッション単価(CPM) 100〜500円/1,000imp
クリック率(CTR) 0.05〜0.3%(リスティングより低い)
リード獲得単価(CPL) 20,000〜100,000円以上

#### BtoBにおけるディスプレイ広告の活用法

ディスプレイ広告は、リスティング広告と比較してコンバージョン率が低いため、「直接CV狙い」よりも「認知・リターゲティング目的」での活用が適しています。BtoBにおいては特に以下の用途で効果を発揮します。

  • リターゲティング(リマーケティング):自社Webサイトを訪問したが問い合わせしていない企業の担当者を、他Webサイトで追いかけて表示する
  • 業界メディアへの広告掲出:業界専門のメディア・情報サイトへの純広告として掲載し、ターゲット業界の担当者に届ける
  • 類似オーディエンス配信:既存顧客に近い属性のユーザーへの新規訴求

BtoB適性:★★★(認知・リターゲティングに有効、単独CVには不向き)


③ SNS広告(LinkedIn・Facebook)

SNS広告は、LinkedInやFacebook/Instagramなどのソーシャルメディアプラットフォーム上に表示される広告です。BtoBにおいては、職業・業種・役職・スキルなどのビジネス属性でターゲティングできるLinkedInが特に注目されています。

#### LinkedIn広告(BtoBに特化したSNS広告)

LinkedInはビジネスパーソンが集まるSNSで、役職・業種・業界・スキル・会社規模など、BtoBに必須のビジネス属性でターゲティングができます。2024年現在、日本のLinkedInユーザーは約400万人を突破し、特に外資系企業・IT/SaaS企業・コンサルティング業界での普及が進んでいます。

LinkedInの主要な広告フォーマット

フォーマット 特徴 適用場面
スポンサーコンテンツ フィードに表示される投稿形式 認知拡大・リード獲得
スポンサーメッセージ InMailとして直接送信 特定の役職・企業へのアプローチ
テキスト広告 サイドバーに表示 リマーケティング・認知
ダイナミック広告 プロフィール情報を活用したパーソナライズ広告 エンプラ向け
リード獲得フォーム広告 広告内でフォーム完結 CPL最適化

LinkedIn広告の費用相場

指標 目安
月額予算 20万〜100万円
クリック単価(CPC) 500〜2,000円(他SNSの3〜5倍)
CPM 1,500〜5,000円
CPL(リード獲得単価) 15,000〜80,000円
LinkedIn広告が向いている企業・商材
  • エンタープライズ向けSaaS・ITシステム
  • コンサルティング・経営支援サービス
  • 採用・HR系サービス(人事部門へのリーチ)
  • 外資系企業・グローバル商材
  • 高単価(受注単価1,000万円以上)のB2B商材

#### Facebook/Instagram広告(BtoBでの活用法)

FacebookはビジネスSNSではありませんが、ビジネスパーソンも日常的に利用しています。LinkedInと比較してCPCが低く(100〜500円程度)、規模の大きなリーチが可能です。BtoBでは「会社名・業種リスト」でのカスタムオーディエンス配信や、「似た属性の人」に届けるLookalikeオーディエンス配信で活用されます。

Facebook広告のBtoB活用例


  • カスタムオーディエンス:CRMの既存顧客リストをアップロードして類似ターゲットへ配信

  • ビジネスマネージャーとCRMの連携によるCVアトリビューション分析

  • イベント・展示会の告知・集客

BtoB適性:LinkedIn ★★★★ Facebook ★★★


④ 展示会・イベント・ウェビナー

BtoBにおいてはオフラインの展示会・業界カンファレンス、およびオンラインのウェビナーが重要な見込み客獲得チャネルです。コロナ禍を経て、オンライン・オフラインのハイブリッド形式が主流になりつつあります。

#### 展示会・イベントの種類

種類 費用目安 特徴
大型業界展示会(東京ビッグサイト等) 100万〜500万円/回 大量の来場者・業界内認知
中規模カンファレンス 50万〜200万円 業界特化・質の高いリード
自社主催セミナー 10万〜50万円/回 ターゲット顧客を自社に呼び込む
ウェビナー(オンラインセミナー) 5万〜20万円/回 低コスト・全国展開可能
展示会前後のアドトラック連携 1日20万〜80万円 展示会会場周辺での認知拡大

#### 展示会・イベントの費用相場と効果

  • 月額換算費用:展示会参加100万〜500万円/回(年数回)
  • 商談転換率:名刺獲得からの商談化率 10〜30%
  • 受注率:展示会経由リードの受注率は一般的に高い(信頼関係が早期に形成されるため)
  • リード獲得単価(CPL):1リードあたり5,000〜50,000円(名刺獲得数と費用による)

#### 展示会の強みと課題

強み(メリット)


  • 担当者と直接対話でき、深い信頼関係が構築できる

  • デモンストレーションや商品説明を丁寧に行える

  • 競合他社との差別化ポイントをリアルに伝えられる

  • 購買インテントが高い来場者が集まる

  • 業界内でのブランドポジション向上

弱み(デメリット)


  • 参加費用が高額(ブース設営・スタッフ・交通費込みで100万〜)

  • 年に数回しか機会がない(計画的な予算確保が必要)

  • 展示会後のフォローアップ体制が充実していないと機会損失が発生

  • 地理的制約がある(東京・大阪・名古屋の大都市に集中)

#### ウェビナーの活用と注意点

ウェビナーは低コストで全国・全世界の見込み客にアプローチできる手法で、BtoB企業の間で急速に普及しています。週1〜2回の定期ウェビナーを開催することで、継続的なリード獲得チャネルとして機能します。

重要なのはウェビナー後のフォローアップです。参加者へのメールシーケンス・フォーム営業との連動・インサイドセールスによる電話フォローをすばやく行うことで、商談化率が大きく向上します。

BtoB適性:★★★★(商談転換率が高く、関係構築に強い)

関連記事:インサイドセールス代行の比較と選び方


⑤ エレベーター広告

エレベーター広告とは、オフィスビルや商業施設のエレベーター内に設置されたデジタルサイネージ(電子看板)に掲出する広告です。ビジネスパーソンが毎日必ず通過するエレベーターという密閉空間で、15〜30秒間の広告を繰り返し見せることができます。

#### エレベーター広告の特徴と仕組み

エレベーター内は「逃げ場のない空間」であるため、他の広告媒体と比較して視認率が非常に高い(70〜80%)とされています。また、主要なオフィスビルに絞って出稿することで、ビジネスパーソン・意思決定者へのリーチを効率的に行うことができます。

エレベーター広告には大きく2種類あります:

種類 特徴
デジタルサイネージ型 リアルタイムで広告切り替え可能・動画対応・データ計測可能
フィジカル掲出型(ポスター・液晶パネル) 費用が低め、設置後の変更は不可

#### エレベーター広告の費用相場

項目 相場
月額費用(スポット出稿) 10万〜50万円
月額費用(大規模展開) 100万〜500万円
視認率 70〜80%
リーチ(ビル1棟・1ヶ月) 5,000〜50,000人

#### エレベーター広告が向いている業種・商材

  • ITシステム・SaaS(オフィスワーカー向け)
  • 経営コンサルティング・会計・法務サービス
  • 不動産・オフィス移転サービス
  • 金融・保険(法人向け)
  • 採用・HR系サービス
  • BtoBの高単価商材全般

#### エレベーター広告のクリエイティブ設計のポイント

エレベーターという特性上、広告の閲覧時間は15〜30秒と短く、読まれる文字数は限られます。以下の点を意識したクリエイティブ設計が重要です。

  1. 1つのメッセージに絞る:訴求ポイントは1つだけに集約する
  2. 大きなフォントと余白:遠目から見ても読めるシンプルなデザイン
  3. 強烈な数字・実績:「導入企業2,000社突破」「コスト30%削減」など具体的な数字
  4. QRコードの設置:スマートフォンで即座にサイトへ誘導
  5. ブランドカラーの徹底:繰り返し接触でブランド認知を高める

BtoB適性:★★★★(ビジネスパーソン・決裁者リーチに最適)

エレベーター広告の詳しい費用・効果・おすすめ会社については、こちらの専門記事をご覧ください。

関連記事:エレベーター広告の費用とおすすめ会社7選【2026年最新版】

⑥ アドトラック(移動式広告トラック)

アドトラックとは、大型LEDビジョンや広告パネルを搭載したトラック・バンが、指定のエリア・ルートを巡回して広告を届ける手法です。展示会会場周辺・競合企業の周辺・ターゲット企業の密集するエリアへの集中的なアプローチが可能です。

#### アドトラックの種類

種類 特徴
LED搭載アドトラック 高輝度LEDビジョンで動画広告を配信。夜間でも高視認性
プリントバス型 車両全体をラッピングした大型広告。広いエリアで認知
サウンドトラック 音声でアナウンスしながら巡回。イベント告知に有効
デジタルサイネージ型軽バン 小回りが利く。狭い路地・特定ビル前への対応可能

#### アドトラックの費用相場

項目 相場
1日あたり費用 20万〜80万円
週単位の費用 80万〜300万円
月単位の費用 100万〜400万円
展示会1イベント連動 50万〜200万円

#### アドトラックをBtoBで活用する方法

アドトラックは、ターゲットとなる企業・人が集まる特定の場所・時間・ルートに絞って広告を届けられる点がBtoBでの最大の強みです。

活用例1:展示会・業界イベント連動
東京ビッグサイト・幕張メッセ・パシフィコ横浜などの展示会会場周辺を、開催期間中に巡回。展示会参加者・来場者への認知拡大と、自社ブースへの誘導に効果を発揮します。

活用例2:競合エリア・ターゲット企業周辺巡回
六本木・大手町・丸の内・渋谷などのビジネス集積エリアや、ターゲット企業の本社周辺を定期的に巡回。意思決定者への認知度を高めます。

活用例3:自社イベント・ウェビナーの告知
自社主催のセミナーやカンファレンスの開催直前に、参加者が多く集まるエリアで告知。当日の集客増加に繋がります。

BtoB適性:★★★(展示会連動・エリア特化型のブランディングに強い)

アドトラックの費用・効果の詳細はこちらをご覧ください。

関連記事:アドトラック広告の費用と効果を徹底解説【2026年版】

⑦ フォーム営業・メール営業

フォーム営業とは、ターゲット企業のWebサイトにある「お問い合わせフォーム」に営業メッセージを送信する手法です。テレアポと異なり担当者不在の問題がなく、メールと異なり迷惑メールフィルターに引っかかるリスクが低いため、BtoB新規開拓において特にコストパフォーマンスが高い手法として注目されています。

#### フォーム営業の仕組みと特徴

フォーム営業は、大きく「手動送信」「ツールによる半自動送信」「AIによる全自動送信」の3つの方法があります。2026年現在、AIを活用した全自動送信ツールが普及し、月数千〜数万件のフォームへの自動送信が可能になっています。

方式 特徴 月間送信数目安 費用目安
手動送信 品質は高いが時間がかかる 50〜200件 人件費のみ
半自動ツール テンプレートを使って効率化 500〜2,000件 月3万〜10万円
AI全自動ツール(リードダイナミクス等) 機械学習で最適化・高い成功率 1,000〜10,000件 月5万〜30万円

#### フォーム営業の費用相場と効果指標

指標 目安
月額ツール費用 5万〜30万円
送信成功率(フォーム到達率) 50〜80%(ツールによる)
返信率(反応率) 0.5〜3%(文面・業種・商材による)
商談化率 30〜60%(返信→商談)
リード獲得単価(CPL) 2,000〜15,000円

#### フォーム営業の強みと弱み

強み(メリット)


  • 他の広告手法と比較して圧倒的にCPLが低い

  • 業種・規模・エリア・従業員数などでのターゲティングが可能

  • 担当者不在・電話に出ないなどの問題がない

  • 即日から開始でき、すぐに結果が見える

  • 文面さえ改善すれば反応率は向上し続ける

弱み(デメリット)


  • 一定数は「迷惑」と感じる担当者も存在する

  • 文面の品質管理が必要(業種・商材によってカスタマイズが必要)

  • 業界によっては反応率が低いケースがある

  • スパムフィルターや自動拒否の設定がある企業には届かない

#### フォーム営業で高い反応率を出すためのポイント

フォーム営業の成否を分ける最大の要因は「メッセージ文面」の質です。以下の要素を盛り込むことで、反応率が大きく向上します。

  1. 件名(Subject)でターゲットに刺さる課題を提示:「○○業界の営業効率を3倍にする方法をご提案」など
  2. 冒頭で共感を獲得:「御社と同様の課題を持つ企業に○○の導入実績があります」
  3. 具体的な数字・実績の提示:「導入後3ヶ月でリード数が2.5倍になった事例があります」
  4. アクションのハードルを下げる:「まずは15分のオンライン説明会はいかがでしょうか」
  5. 送信対象企業のセグメンテーション:業種・規模・地域で絞り込んだリストで送信する

BtoB適性:★★★★★(新規開拓において最もコスパが高い手法)

フォーム営業とインサイドセールスの連携については、こちらの記事もご参照ください。

関連記事:インサイドセールス代行おすすめ比較【費用・実績・選び方】

⑧ タクシー広告

タクシー広告とは、タクシーの後部座席に設置されたタブレット型デジタルサイネージ(タクシーサイネージ)や、タクシーの外装ラッピング広告のことです。タクシーの乗客は移動中の10〜30分間、広告を視聴する「プレミアムな視聴環境」にあるため、高い広告効果が期待できます。

#### タクシー広告の種類

種類 特徴
タクシーサイネージ(後部座席モニター) 動画・インタラクティブ広告。主要なタクシー会社が導入
外装ラッピング タクシー車体に貼り付けるシール式広告。街中での認知
中吊り・ヘッドレスト広告 低コストで設置可能。繰り返し接触

#### タクシー広告の費用相場

項目 相場
タクシーサイネージ(月額) 50万〜300万円
外装ラッピング(月額) 30万〜100万円(台数による)
東京23区・大手タクシー会社 100万〜500万円/月

#### タクシー広告がBtoBで強い理由

タクシーの乗客は「経営者・役員・管理職・外回り営業職」が多く、BtoBのターゲット層と高い親和性があります。特に東京都心部(千代田区・港区・中央区・新宿区・渋谷区)では、大企業の経営陣がタクシーを日常的に利用しています。

効果が高い活用場面


  • 経営者・役員層への訴求(高単価商材・コンサルティング)

  • 外資系企業・金融機関向けの商材

  • 特定エリア(丸の内・霞ヶ関・六本木)に集中しているターゲット企業向け

  • 大型展示会・カンファレンスに合わせた期間限定掲出

BtoB適性:★★★★(経営者・役員レイヤーへの訴求に優れる)


⑨ テレアポ(電話営業)

テレアポとは、見込み客企業の担当者に直接電話をかけ、商談のアポイントを獲得する営業手法です。営業の最も古典的な手法でありながら、2026年現在も多くのBtoB企業が重要なリード獲得チャネルとして活用しています。

#### テレアポの費用相場と効果指標

指標 目安
テレアポ代行費用(月額) 20万〜100万円
コール単価 500〜2,000円/コール
アポ取得率 1〜5%(業種・スクリプト・担当者による)
アポ獲得単価(CPA) 10,000〜100,000円
商談化率 60〜80%(アポ→商談)

#### テレアポの強みと限界

強み(メリット)


  • 担当者と直接会話でき、即座の質疑応答・説明が可能

  • 断り文句への対応・objection handling が可能

  • 競合他社を調査する機会になる

  • フォーム営業・メール営業では伝えにくいニュアンスが伝わる

弱み(デメリット)


  • 担当者不在率が高い(平均接触率20〜30%)

  • スキルによる成果のばらつきが大きい

  • 担当者に「迷惑感」を与えるリスクがある

  • スクリプト・リストの質で大きく成果が変わる

  • スタッフの離職・育成コストがかかる

#### テレアポとフォーム営業の使い分け

2026年のBtoB営業においては、テレアポとフォーム営業を「補完的に組み合わせる」戦略が主流です。

  • フォーム営業で大量のアプローチ反応があった企業にテレアポ というフローにより、テレアポのコール数を絞りながら商談化率を高めることができます。
  • テレアポを先行資料・事例をフォーム経由で送付 という逆のフローも有効です。

BtoB適性:★★★★(アポ獲得・商談設定に有効)


費用対効果の完全比較表(CPL・CVR・月額費用)

各広告手法を「月額費用・CPL(リード獲得単価)・効果発現期間・ターゲット精度」の軸で横断比較します。この表を見れば、自社の予算と目標に最適な手法がひと目でわかります。

以下は主要BtoB広告手法の費用対効果を一覧で比較した表です。CPL(リード獲得単価)・CVR(コンバージョン率)・月額費用の目安を業界平均値で示しています。

広告手法 月額費用目安 CPL(リード獲得単価) CVR(問い合わせ率) 開始スピード 効果発現期間 ターゲット精度 効果測定容易性 BtoB適性
フォーム営業 5万〜30万 2,000〜15,000円 0.5〜3% 即日 数日〜2週間 ★★★★ ★★★ ★★★★★
リスティング広告 10万〜100万 5,000〜50,000円 1〜5% 即日 数日〜4週間 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
LinkedIn広告 20万〜100万 15,000〜80,000円 0.3〜1.5% 即日 2〜8週間 ★★★★★ ★★★★ ★★★★
テレアポ代行 20万〜100万 10,000〜100,000円 1〜5%(アポ率) 1〜2週間 1〜4週間 ★★★★ ★★★ ★★★★
ディスプレイ広告 10万〜50万 20,000〜100,000円 0.05〜0.3% 即日 4〜12週間 ★★★ ★★★★ ★★★
エレベーター広告 10万〜500万 測定困難(間接効果) - 3〜4週間 1〜3ヶ月 ★★★ ★★ ★★★★
タクシー広告 30万〜300万 測定困難(間接効果) - 3〜4週間 1〜3ヶ月 ★★★ ★★ ★★★★
アドトラック 20万〜300万 測定困難(間接効果) - 1〜2週間 短〜中期 ★★ ★★ ★★★
SEOコンテンツ 20万〜100万 3,000〜30,000円 2〜8% 6ヶ月〜 6〜12ヶ月 ★★★★ ★★★★ ★★★★★
展示会参加 100万〜500万/回 5,000〜50,000円 10〜30%(商談化) 2〜6ヶ月前 即時(展示会期間中) ★★★ ★★★ ★★★★

CPL(リード獲得単価)の見方について

OOH広告(エレベーター・タクシー・アドトラック)は「直接のCPL測定が困難」ですが、間接効果(ブランドワード検索増加・フォーム営業の反応率向上など)を考慮すると、実質的なCPLは他のチャネルと比較して合理的な水準になることが多いです。専用URLやQRコードを設置し、ブランドワード検索数の変化をGoogle Search Consoleで計測することが推奨されます。

どれを選べばいい?結論:CPLの低さではフォーム営業(2,000〜15,000円)が圧倒的1位。即効性ではリスティング広告とフォーム営業が優位。ブランド認知の積み上げにはOOH広告(エレベーター・タクシー)が最適で、これらを組み合わせた複合戦略がBtoB広告の最適解。


予算規模別の選び方

BtoB広告は、月の予算規模によって活用できる手法・優先順位が大きく変わります。以下では月予算10万円・50万円・100万円・500万円の4つのフェーズに分けて推奨手法と配分を解説します。

月予算10万円以下(スタートアップ・小規模企業)

最優先手法:フォーム営業 + SEO基盤構築(自社対応)

手法 配分 月額 期待成果
フォーム営業ツール 70% 7万円 月1,000〜3,000社への送信・リード5〜20件
SEOコンテンツ(自社制作) 20% 2万円 記事2〜4本(3〜6ヶ月後に効果)
リスティング広告(少額テスト) 10% 1万円 ブランドワード・商標キーワードの刈り取り

ポイント:この予算規模では「いかに低コストで新規リードを獲得するか」が最優先。フォーム営業は月5〜10万円の投資で月数十件のリードが期待でき、最もROIが高い手法です。

月予算50万円(中小企業・成長フェーズ)

推奨:フォーム営業 + リスティング広告 + LinkedIn広告テスト

手法 配分 月額 期待成果
リスティング広告 40% 20万円 月200〜500クリック・リード10〜30件
フォーム営業ツール 30% 15万円 月3,000〜5,000社へのアプローチ
LinkedIn広告(テスト) 20% 10万円 ターゲット層への認知・小規模テスト
SEOコンテンツ制作費 10% 5万円 月2〜4本の記事制作

ポイント:デジタル広告で即効性のあるリード獲得を行いながら、SEOで長期資産を積み上げる。LinkedIn広告は20万円未満の少額テストからデータを蓄積し、効果が見えたら増額する。

月予算100万円(中堅企業・安定成長フェーズ)

推奨:マルチチャネル展開(デジタル + OOH開始)

手法 配分 月額 期待成果
リスティング広告 30% 30万円 月500〜1,000クリック・リード20〜60件
エレベーター広告(スポット) 25% 25万円 ターゲットビジネスパーソンへの認知
フォーム営業ツール 20% 20万円 月3,000〜8,000社へのアプローチ
LinkedIn広告 15% 15万円 役職者・決裁者への直接訴求
SEOコンテンツ制作 10% 10万円 月4〜6本の専門記事制作

ポイント:デジタル広告で刈り取りを行いながら、エレベーター広告でブランド認知を積み上げる複合施策を開始。認知済みのターゲット企業へのフォーム営業は反応率が向上する効果が期待できます。

月予算500万円以上(大企業・フル展開フェーズ)

推奨:フルファネル・マルチチャネル戦略

手法 配分 月額 期待成果
デジタル広告(リスティング・LinkedIn・ディスプレイ) 30% 150万円 月2,000〜5,000クリック・リード100〜300件
エレベーター広告(大規模展開) 25% 125万円 主要オフィスエリアでの認知確立
タクシー広告 15% 75万円 経営者・役員層へのリーチ
展示会・イベント(月次換算) 15% 75万円 年4〜6回の展示会・セミナー
SEOコンテンツ・ホワイトペーパー 10% 50万円 長期資産の構築
フォーム営業・インサイドセールス 5% 25万円 能動的な新規開拓の継続

ポイント:認知(OOH広告)→ 興味(コンテンツ・展示会)→ 検討(リスティング)→ 決定(フォーム営業・インサイドセールス)という完全なファネル設計が実現できます。


業種別おすすめ広告手法マトリクス

BtoB広告の効果は「商材の業種」「ターゲット企業の規模」「意思決定者の役職」によって大きく異なります。以下のマトリクスを参考に、自社に最適な手法を選択してください。

業種別おすすめ手法(効果が高い順に◎○△で評価)

業種・商材 フォーム営業 リスティング LinkedIn広告 エレベーター タクシー広告 展示会 テレアポ
SaaS・クラウドサービス
製造業向け設備・機器
経営コンサルティング
人事・採用サービス
金融・保険(法人向け)
ITインフラ・セキュリティ
不動産・オフィス移転
マーケティング支援
物流・サプライチェーン
医療・介護向け

ターゲット役職別おすすめ広告手法

ターゲット役職 おすすめ手法 理由
経営者・社長(CxO層) タクシー広告、エレベーター広告、LinkedIn広告 移動中・オフィスでの接触機会が高い
取締役・部長クラス エレベーター広告、LinkedIn広告 オフィスビル利用頻度が高い
課長・マネージャークラス リスティング広告、フォーム営業、LinkedIn広告 Web情報収集が活発
一般担当者 フォーム営業、リスティング広告、SEOコンテンツ 問い合わせフォームへのアクセス権がある
IT部門(情シス) リスティング広告、SEOコンテンツ、展示会 技術的情報収集が主体

KPI設定と効果測定の方法

BtoB広告の効果測定は、BtoCに比べて「検討期間が長い」「複数チャネルを経由する」という特性から、適切なKPI設計とアトリビューション分析が不可欠です。

BtoB広告のKPI階層

BtoB広告のKPIは、以下のファネル構造に沿って設定します。

インプレッション数(認知)
    ↓
クリック数・サイト訪問数(興味)
    ↓
リード数(問い合わせ・資料ダウンロード)
    ↓
商談数(qualified lead)
    ↓
提案数
    ↓
受注数・受注額(最終KPI)

広告手法別の主要KPIと計測方法

広告手法 計測KPI 計測ツール 注意点
リスティング広告 CPC・CTR・CVR・CPA・ROAS Google広告・GA4 コンバージョンタグの設置必須
LinkedIn広告 CTR・CPL・リード数 Campaign Manager リード獲得フォームで計測
フォーム営業 送信数・返信率・商談化率・CPL ツール標準機能・CRM 返信後のCRM入力徹底
エレベーター広告 ブランドワード検索増減・名刺問い合わせ数 Google Search Console 前後比較・専用URLの設置
タクシー広告 ブランドワード検索増減・専用URL訪問数 Google Analytics・GSC QRコード経由セッション計測
アドトラック SNSメンション数・専用URL訪問数 SNS解析・GA4 キャンペーン期間の前後比較
SEOコンテンツ 検索順位・オーガニックセッション数・CV数 GSC・GA4 記事別のCVアシスト計測
テレアポ コール数・接触率・アポ取得率・アポ単価 SFAツール・通話録音 スクリプトバージョン管理

アトリビューション分析の考え方

BtoBの顧客は意思決定まで複数のタッチポイントを経由します。たとえば:

エレベーター広告(認知)
    ↓
Google検索「企業名」(ブランドワード)
    ↓
SEO記事閲覧(情報収集)
    ↓
LinkedIn広告(リターゲティング)
    ↓
フォーム営業受信(プッシュ)
    ↓
問い合わせ
    ↓
商談・受注

このような複数チャネルを経由するBtoB商談において、「どの広告が貢献したか」を正確に測定するには、ラストクリック(最終接点)だけでなくアシストCV(途中の接点)も評価するマルチタッチアトリビューションが重要です。

Google Analytics 4(GA4)のアトリビューションモデルを「データドリブン」に設定することで、より精度の高い効果測定が実現します。

OOH広告の効果測定テクニック

エレベーター広告・タクシー広告・アドトラックなどのOOH広告は、直接のCVトラッキングが難しいため、以下の間接測定手法を組み合わせて評価します。

  1. 専用ランディングページ + QRコード:広告ごとに異なるURLを用意し、アクセス数を計測
  2. ブランドワード検索数の変化:Google Search Consoleで「会社名・サービス名」の検索数の推移を確認
  3. コール計測専用電話番号:OOH広告専用の電話番号を設置し、問い合わせ数を計測
  4. ブランドリフト調査:出稿前後でアンケート調査を実施し、認知度・好感度の変化を定量化
  5. エリア別コンバージョン分析:OOH広告を出稿したエリアの企業からの問い合わせ増加率を確認

BtoB広告の目的別おすすめ組み合わせ

パターン1:新規開拓を素早く始めたい(スタートアップ・中小企業)

推奨:フォーム営業 + リスティング広告


  • フォーム営業で即座に大量アプローチ(月1,000〜5,000社)

  • リスティングで検索ユーザーの取り込み

  • 合計予算:月15万〜50万円

パターン2:ブランド認知を高めながら新規開拓したい(中堅企業)

推奨:エレベーター広告 + フォーム営業 + リターゲティング


  • エレベーター広告でターゲット企業への認知蓄積

  • フォーム営業で直接アプローチ(認知済みのため反応率向上)

  • リターゲティングでサイト訪問者を追い続ける

  • 合計予算:月50万〜150万円

パターン3:大企業向けに経営者・役員へリーチしたい

推奨:タクシー広告 + LinkedIn広告 + エレベーター広告


  • タクシー広告・エレベーター広告で経営者層への認知

  • LinkedIn広告でCxOレイヤーへのデジタル訴求

  • 合計予算:月100万〜400万円

パターン4:中長期の安定したリード獲得基盤を作りたい

推奨:SEOコンテンツ + ホワイトペーパー + フォーム営業


  • SEOコンテンツで検索流入資産を構築(6〜12ヶ月)

  • ホワイトペーパーでリード情報を取得

  • フォーム営業で能動的なアウトバウンド

  • 合計予算:月20万〜80万円

ファネル思考での広告設計

BtoB広告は「1つの広告で全部やろうとしない」ことが重要です。認知・興味・検討・決定の各フェーズに合った広告を設計します。

認知フェーズ:エレベーター広告・アドトラック・タクシー広告
    ↓
興味フェーズ:SEOコンテンツ・LinkedIn広告・展示会
    ↓
検討フェーズ:リスティング広告・ホワイトペーパー・ウェビナー
    ↓
決定フェーズ:フォーム営業・テレアポ・無料トライアル

BtoB広告成功事例3社

事例1:SaaS企業のマルチチャネルBtoB広告戦略

企業概要: 中堅SaaS企業(月次収益5,000万円規模・従業員150名)

課題: Web広告だけに依存しており、競合他社の参入でCPAが1年で2.5倍に高騰。新規リード数も頭打ちになっていた。

施策と結果:

フェーズ 施策 結果
認知構築 都内主要30棟のオフィスビルにエレベーター広告を掲出(月60万円) ブランドワード検索数が3ヶ月で2.1倍に
直接アプローチ フォーム営業ツール「リードダイナミクス」で月3,000社に送信 月間返信数:平均45件
検索刈り取り リスティング広告(月30万円)でブランドワード・競合キーワード対応 CVR:前年比+65%
総合成果 マルチチャネル開始から6ヶ月後 月間新規リード:30件→85件(2.8倍)、CPA 32%削減

成功の要因: エレベーター広告で「見知っているブランド」になってからフォーム営業を送信することで、返信率が通常の1.6倍になった。認知とアウトバウンドの相乗効果が最大化された。


事例2:中小製造業の展示会×フォーム営業連携

企業概要: 従業員80名の精密部品メーカー(年商12億円)

課題: 年1回の業界展示会への出展だけが新規開拓の機会で、展示会以外の時期に新規リードがほぼゼロになっていた。また展示会で獲得した名刺500件の多くがフォローされないまま放置されていた。

施策と結果:

  1. 展示会3週間前からアドトラック活用:展示会会場(東京ビッグサイト)周辺を毎日巡回し、競合メーカーとの差別化メッセージを訴求。認知度を高めた状態で展示会当日を迎えた。
  1. 展示会後の名刺500件をフォーム営業で自動フォロー:リードダイナミクスを活用し、獲得名刺のうちWebサイトを持つ企業420社に対して、個別カスタマイズされた御礼メッセージ + 技術資料を自動送信。
  1. SEO記事で展示会後の検索流入を獲得:展示会で配布したホワイトペーパーと同内容の記事をSEO最適化して公開。展示会後2ヶ月でGoogleからの流入が始まった。

結果:


  • 展示会での商談数:前年比1.8倍(47件→85件)

  • 展示会後3ヶ月の受注額:前年比2.2倍

  • フォーム営業フォロー経由の新規商談:28件(展示会後3ヶ月)


事例3:経営コンサルティング会社のタクシー広告×LinkedIn広告

企業概要: 中堅経営コンサルティング会社(従業員40名・ターゲット:上場企業の役員・CxO層)

課題: 紹介経由の新規受注に依存しており、紹介がない時期に売上が不安定になっていた。デジタル広告を試みたが「経営者・役員層」への精密なリーチが難しく、効果が出ていなかった。

施策と結果:

施策 詳細 月額費用 成果
タクシーサイネージ 丸の内・大手町・霞ヶ関エリアのタクシー50台 80万円 月平均3件の「タクシーで見た」問い合わせ
LinkedIn広告(スポンサードメッセージ) 上場企業のCFO・COO・CEO へのInMail 30万円 月平均8件の商談申込
専用LP + QRコード タクシー広告専用LPへのQRコード設置 5万円 月平均12件のLP訪問

半年後の成果:


  • 紹介依存率:90%→60%(自社チャネル獲得リードが40%に)

  • 月間新規問い合わせ数:平均2件→11件

  • 受注単価への影響:CxO層からの問い合わせが増加し、平均受注単価が1.3倍に

成功の要因: タクシーという「経営者層が最も多く乗るメディア」とLinkedInという「役職で精密ターゲティングできるメディア」の組み合わせが、ターゲット層の認知と検討を効率的に進めた。


フォーム営業が最もコスパが高い理由

ここまで9種類のBtoB広告手法を解説してきましたが、特に予算が限られるスタートアップ・中小企業において「フォーム営業」は群を抜いてコストパフォーマンスが高い手法です。その理由を詳しく解説します。

理由1:CPL(リード獲得単価)が圧倒的に低い

他の広告手法のCPLと比較してみましょう。

広告手法 平均CPL
タクシー広告(間接換算) 50,000〜200,000円
LinkedIn広告 15,000〜80,000円
リスティング広告 5,000〜50,000円
テレアポ代行 10,000〜100,000円
フォーム営業(AIツール使用) 2,000〜15,000円
SEOコンテンツ(長期安定後) 3,000〜30,000円

フォーム営業のCPLは、他の多くの手法の1/5〜1/10程度に抑えられます。月5万〜10万円の投資で月20〜100件のリードを獲得できるケースも多く、スモールスタートに最適です。

理由2:ターゲットを細かく絞れる

フォーム営業は「どの企業のフォームに送信するか」を完全にコントロールできます。業種・従業員規模・設立年数・所在エリア・資本金などのフィルタリングが可能で、自社の理想顧客プロフィール(ICP:Ideal Customer Profile)に合った企業だけに絞ったアプローチができます。

理由3:即効性がある

リスティング広告は即日から効果が出ますが、SEOコンテンツは6ヶ月〜1年かかります。OOH広告は認知効果が出るまで2〜3ヶ月かかります。その点、フォーム営業は送信した翌日〜数日以内に返信が来ることも多く、最速でリードが獲得できます。

理由4:測定・改善サイクルが速い

フォーム営業は「どの文面が反応率が高いか」をABテストで継続的に改善できます。返信率・商談化率・受注率を計測しながら、週単位でPDCAを回すことが可能です。

リードダイナミクスが注目される理由

フォーム営業の自動化ツールとして、リードダイナミクスが注目されています。主な特徴は以下の通りです。

リードダイナミクスの特徴


  • 初期費用0円・月額3.9万円〜:低コストで即日スタート可能

  • 圧倒的な送信スピード:約3分で1,000件、約30分で15,000社へのアプローチが可能

  • 業界トップクラスの送信成功率:約50〜80%(運営会社調査)の高い到達率を実現(RPAツールの10〜25%程度と比較して高水準)

  • 独自AIによる安全な自動送信:生成AI不使用・機械学習を施した独自AI採用でセキュリティリスクなし

  • 1日の送信上限なし:プラン内件数であれば1日10万件のアプローチも可能

  • 営業NG文言の自動検知・除外:レピュテーションリスクを考慮した安全な運用

  • 予約送信機能:営業担当者が不在でも自動送信

  • 完全クラウド処理:PCを立ち上げておく必要なし

  • リストプレゼント:ベーシックプラン以上で5,000〜10,000件の企業リストを提供

  • 企業リストの自動収集:業種・規模・エリアを指定するだけで送信先リストを自動生成

  • 効果測定ダッシュボード:送信数・返信率・商談化率のリアルタイム計測

  • 上場企業複数社も活用:信頼性の高い導入実績

OOH広告との組み合わせ効果

エレベーター広告・アドトラックなどのOOH広告と組み合わせることで、「すでに広告で認知している企業」に対してフォーム営業を送信できます。認知ゼロの企業への送信と比べて、返信率が1.5〜2倍に向上するという効果が報告されています。

フォーム営業の注意点とベストプラクティス

フォーム営業を効果的に活用するためには、以下の点に注意が必要です。

  1. スパム的な文面は避ける:一方的な売り込み文章は反感を生む。相手の課題に共感した上で価値提案を行う
  2. 送信頻度のルールを設ける:同一企業への重複送信は避ける(半年〜1年は間隔を空ける)
  3. フォローアップを仕組み化する:返信があった際にすぐ対応できる体制を整備
  4. 業種・規模別にメッセージをカスタマイズ:IT企業向け・製造業向けなど、ターゲットに合わせた文面を用意

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よくある質問(FAQ)10問

Q1. BtoB広告で最もROIが高い手法はどれですか?

A. 企業規模・商材によって異なりますが、初期コストが低く即効性があるという点では「フォーム営業」が最もROIが高いケースが多いです。リードダイナミクスのようなAIツールを使えば、月5〜10万円の投資で月数十件のリードを獲得できます。中長期ではSEOコンテンツも高いROIを示します。予算に余裕がある場合は、エレベーター広告でブランド認知を高めてからフォーム営業を行うマルチチャネル戦略が最も効率的です。


Q2. OOH広告(エレベーター・アドトラック・タクシー)は小規模企業でも使えますか?

A. はい、エレベーター広告はスポット出稿で月10万〜から試せます。ただし、効果が出るまで2〜3ヶ月かかるため、単独では難しい場合があります。フォーム営業などの直接アプローチと組み合わせて相乗効果を狙うことをおすすめします。タクシー広告・アドトラックはスポット出稿でも月数十万円からの出稿が可能で、展示会・イベントに連動した短期集中型の活用が小規模企業には適しています。


Q3. BtoB広告の費用の目安を教えてください。

A. 月予算の目安は:小規模(10〜50万円)→フォーム営業・リスティング中心、中規模(50〜200万円)→OOH広告も追加、大規模(200万円〜)→マルチチャネル展開、が一般的です。まずは10万円以下から始められるフォーム営業・SEOから着手することをおすすめします。初期は1〜2種類の手法に集中し、効果が見えてから投資を拡大するアプローチが失敗リスクを抑えられます。


Q4. デジタル広告とOOH広告はどちらを優先すべきですか?

A. 初期フェーズはデジタル広告(フォーム営業・リスティング)を優先することをおすすめします。測定・改善サイクルが速く、少額から始められます。ブランド認知に課題を感じてきた段階(月予算50万円以上・デジタル広告のCPAが高騰してきた時期)で、OOH広告(エレベーター・アドトラック)を追加する形が効率的です。


Q5. BtoB広告の効果が出るまでどれくらいかかりますか?

A. 手法によって異なります。フォーム営業・テレアポは数日〜数週間で反応が出ます。リスティング広告は即日から成果が出始めます。OOH広告(ブランド認知)は2〜3ヶ月で変化が現れます。SEOコンテンツは6ヶ月〜1年が目安です。組み合わせることで、短期・中長期の効果を両立できます。


Q6. LinkedIn広告は日本でも効果がありますか?

A. 2023〜2024年にかけて日本のLinkedInユーザー数が急増し、特にIT・コンサルティング・外資系企業のビジネスパーソンに対する広告効果が確認されています。ただし、国内のLinkedInユーザーは外資系・大手企業・IT業界に偏っており、中小製造業や地方企業へのリーチは限定的です。CPC(クリック単価)が500〜2,000円と高いため、受注単価が高い商材・エンプラ向けの商材に向いています。


Q7. 展示会への出展費用は高いですが、費用対効果はどうですか?

A. 展示会は準備・当日・フォローアップを含めると100〜500万円/回のコストがかかりますが、商談転換率は他の手法より高く(名刺から商談化10〜30%)、受注率も高い傾向があります。費用対効果を高めるためには、①事前のアドトラック等による認知拡大、②当日の名刺・リード情報の迅速なCRMへの入力、③展示会後48時間以内のフォームまたはメール・電話フォロー、の3点が重要です。


Q8. テレアポは時代遅れですか?2026年でも効果はありますか?

A. テレアポは「一方的にかけてくる電話」として受け手に嫌われるケースが増えているのは事実です。しかし、フォーム営業で認知・接点を作った後の「温かいテレアポ」は依然として高い商談化率を誇ります。また、他の手法では届きにくい「Webサイトを持たない中小企業」へのアプローチとして、テレアポが唯一有効なケースもあります。重要なのは「コールドテレアポ(無差別電話)」ではなく「ウォームテレアポ(接点後のフォロー電話)」として活用することです。


Q9. アドトラックとエレベーター広告はどちらが効果的ですか?

A. 目的によって異なります。エレベーター広告は「特定のビジネスパーソン層に繰り返し接触する」のに向いており、認知の積み上げに優れています。アドトラックは「特定の場所・時間・イベントに合わせた集中的なアプローチ」に向いています。展示会開催期間中の会場周辺への集中露出にはアドトラックが有効で、継続的な認知拡大にはエレベーター広告が有効です。予算があれば両方を場面に応じて使い分けることをおすすめします。


Q10. BtoB広告の代理店・ツール選びのポイントは何ですか?

A. 以下の3点を重視して選定することをおすすめします。①BtoB実績の豊富さ:BtoCと手法・KPIが異なるため、BtoB専門または実績の多い代理店・ツールを選ぶ。②ターゲット業界の経験:自社の業種・商材への理解がある担当者を持つ代理店を優先する。③小規模テストが可能か:最初から大きな予算を求めてくる代理店は避け、まず小規模でテストして効果が見えてから拡大できる仕組みを持つところを選ぶ。複数社に見積もりを依頼し、提案内容とKPIの具体性を比較することが重要です。



まとめ:3つの実行アクション

BtoB広告は、デジタル広告・OOH広告・コンテンツマーケティング・直接アプローチと多種多様な手法があります。重要なのは「目的に応じた手法の選択」と「複数手法の組み合わせ」です。

BtoB広告の全体像をおさらい

カテゴリ 主な手法 強み
デジタル広告 リスティング・ディスプレイ・SNS・動画 即効性・測定精度が高い
OOH広告 交通広告・エレベーター・アドトラック・タクシー ブランディング・リピート接触
コンテンツマーケティング SEO記事・ホワイトペーパー・動画 中長期の資産形成
直接アプローチ フォーム営業・テレアポ・DM 高いアクション喚起力・低CPL
イベント・展示会 業界展示会・セミナー・ウェビナー 対面での信頼構築・高い商談転換率

実行すべき3つのアクション

アクション1:まずフォーム営業から着手する

最低コストで即効性があり、ターゲット企業への直接アプローチが可能。リードダイナミクスを活用すれば月1,000〜5,000社に自動送信でき、月5〜10万円の投資でリードを獲得できます。まずここから始めてPDCAを回しましょう。

アクション2:OOH広告でブランド認知を高め、フォーム営業との相乗効果を狙う

エレベーター広告・アドトラックで「見知ったブランド」として認知された企業へのフォーム営業は、返信率が向上します。デジタル広告のCPAが高騰してきた際の打開策としても有効です。

アクション3:中長期はSEOコンテンツを資産化する

本記事のような比較・解説コンテンツが検索上位に来ると、質の高いリードが継続的に獲得できます。フォーム営業が「アウトバウンド(攻め)」だとすれば、SEOは「インバウンド(引き寄せ)」の資産です。この2つを組み合わせることで、安定したリード獲得基盤が実現します。

各広告手法の詳細は以下の記事もご覧ください:


最終更新:2026年2月 次回更新予定:2026年8月




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